【想いは届く】ぼくたちの想いは、誰かに届いていて、必ず実現するんだ!!って僕は全力で叫ぶ。
人が抱いている感情や、想いは
眼には見えない波(祈り)になって世界を変え続けている。
そんな風に考えたことはありませんか?
「そんなことあるわけないよ」と思う方にとっては、タダの思い込み。
信じる人にとっては、祈りはまるで“世界を彩っている魔法”。
きっと「そうそう!こういう事あるある!!」って共感してもらえる。
これは、世界が僕に贈ってくれた、とっておきの物語です。
・みんなの“祈り”が集まる場所
その時、ぼくはNew YorkのAlbanyの山奥にあるお寺にいた。
ここは、平和を祈り歩くために日本からアメリカへ渡った、安田行純(以下、純さん)さんという女性のお坊さんが誓願して建てたお寺。
純さんは、30年以上に渡って、世界中で、平和を祈り歩き、行動してきた人。
ここの仏舎利塔は、そんな純さんの姿に胸を打たれた“平和を願う人々”が世界中から集まって、何年もかけて完成させた平和のシンボル。
純さんの“人徳”に魅かれて、ここには「祈りと救い」を求める人が、毎日ひっきりなしにやってくる。そんな場所で、この物語は起きた。
・「雨を降らす祈りの曲を吹いて下さい」
“この笛に祈りを込めて、世界中で吹いてくれ”
ある男性がそう言って、授けてくれたネイティブアメリカンフルート。
僕には、そういう大切な旅の相棒がいる。
僕は、その笛を仏舎利塔の前で毎日吹いていて、その日もいつもの様に笛を吹こうとしていた。
そしたら純さん(お坊さん)が、こっちにとぼとぼ歩いてきて
「なおとくん(僕の名前)。最近、全然雨が降らなくて、土が乾いて困ります。その笛で地球に、雨を降らして~って。お祈りの曲を吹いて下さい」
という、ぶっとんだ曲のリクエストを頂いたわけです。
僕は今までの旅の中で
ぜんぜん雨が降らない内モンゴルの砂漠に、
“この土地に雨が降りますように”とみんなで祈の唄をうたって、植林をすると
その直後に、“現地の人が信じられないくらいの雨”が降ったり。
ネイティブアメリカンの人たちと、平和への祈りのセレモ二ーでは、
“セレモニーをしている間だけ” めちゃくちゃデカイ虹が出たり。
(ネイティブアメリカンは、虹を地球からの祝福と受け取る)
まるで、地球が人の“想い”を聞いてくれているみたいな体験を何度かしていた。
最初は目の前で“奇跡”が起きている。としか思えなかったけれど、何度か体験している内に、それは“自然なこと”なんだと感じるようになっていたんだ。
だから、普通なら「何言ってんの?」って言いたくなるような曲のリクエストを貰っても、僕の心の声は、すぐに「できる」と知らせてくれていた。
・自分の魂からの想いを、自分らしいカタチで表現する
ぼくは、たくさんのセレモニーを体験していたけれど、正式なセレモニーの方法を学んできたわけじゃなかった。つまり、僕にあるのは、自分自身だけだった。
だから、僕は“僕なり”のセレモ二ーを開催した。
まず、ホワイトセージに火を灯し、その煙で自分自身と、祈りの笛を清める。
自分の背骨から伸びる軸が、下は大地へと繋がり、上は天空に繋がるイメージで瞑想。
そこから湧き出る、感謝を込めて、ヴィジョンに従って指を動かし、精一杯笛を吹いたんだ。
しばらく笛を吹いていると、晴天で真っ青だった空が、どんどん雲で埋め尽くされていった。
「ゴロゴロゴロー!!」
気が付けば仏舎利塔は雷太鼓と、僕の笛のセッションの舞台になっていた。
さらにセッションを続けていると、僕の背後から、生暖かい風が僕の背中を撫でるように吹いていった。
『きみの祈りは届いた。もう大丈夫だよ』
地球がそう言ってくれた気がして、そこでセッションは終了した。
「はぁ。こんな自分でも、地球に想いを届けること出来るんだ」僕の心は、感謝で溢れて、今までに味わったことがないくらい幸せだった。
“大切なことはカタチではなく、自分の想いを信じること。
それさえできれば、あとは“自分らしいカタチ”で表現すればいいんだ。“
・祈りは“不安な気持ち”でさえも実現させる
しばらく経つと、ぼくは「祈りは届いてなかったんじゃないか?」と、自分を疑い始めた。というのも、雲は出てきたけれど、雨は降っていなかったからだ。
僕の心は、不安にどんどん埋め尽くされていった。
「だめだ!やっぱり、こんなくらいじゃ祈りが届いていないんだ」
そう思って、僕はもう一度笛を手に取り、渾身の祈りを込めて笛を吹いた。
吹けども、吹けども、雨は降らなかった。そして、とうとう僕は疲れ果てて、部屋に戻って眠りについてしまった。
そして、ドタドタドタ~!!という足音と共に、純さんの声で飛び起きることになった。
「なおとくん!大変ですよ!!雨が降りすぎて、川が氾濫してますよ!!!」
ぼくは寝ぼけながらも確信したんだ。
「祈りは、必ず届く!!」
あと、
「祈りすぎちゃった」って。
ぼくは、みんなに全力で叫びたい。
あなたの想いは、必ず誰かに届いている。
なにか、一つでも大切にしたい想いがあるなら
想いを信じて、あなたらしく表現してあげてください。
方法は、あなたらしいカタチなら何だっていい。
芸術、音楽、事業、文章、踊り、言葉、祈り。
この世界には、思いつくだけでも、数え切れないくらい方法があるけれど
あなたの想いは、この世界に、たった一つしかない。
だから、あなたの想いを信じて、表現してあげて下さい。
そうすれば、必ず想いは実を結ぶ。
ぼくは、一人一人が魂を輝かせることが、平和に繋がると信じています。
みんなで一緒に歩んで行こう。
そう教えてくれた、母なる地球。
私に繋がるすべてに、ありがとう!!!!!!
~心に響いたら、ぜひシェアをお願いします~