平和な地球の歩き方

平和な地球の歩き方

おもしろき この世をもっと おもしろく 濱田直翔のBLOG

実現させる“力”がないのに、“愛”や“平和”を語るのは一番の罪だ。

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「お前に実現させる力がないのに、“愛”や“平和”を語るのは一番の罪だ」

 

これは、4年前にとある男性から投げかけられた言葉だ。

当時、ぼくは平和活動に参加するためにアメリカにいた。

「世界から戦争をなくすにはどうしたらいいんだろう?」と考えた僕は
「戦争の原因」を一番創り出しているのは、アメリカだと率直に思ったため、現地で活動することに意味を見出した。そのため、大学を辞めて借金でアメリカに滞在していた。

「何か平和のためにできることがあるはずだ」という想いだけを抱いて、そこにいた僕にとって、この言葉は胸をえぐった。彼の言うとおり僕には何の力もなかった。技術も、知識も、経験も、お金もない。英語も話せない。本当に理想しかなかった。

ましてや、産まれてから五体満足で、衣食住にも困ったことがない、何の不自由もない生き方をしてきた僕にとってこんな言葉を使われたのは初めての体験だった。

 

「今の自分の行動は、どこかの平和につながっているんだろうか?」
この疑問が頭の中を駆け巡っていた。

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(無人戦闘機によって無残なことが起きているアピールと、引きはがす警察たち)

そんな僕の目の前では、アメリカに来てからお世話になっていた人達が、次々に逮捕されていった。これは“無人戦闘機”を飛ばしている空軍に対する抗議行動。逮捕者が多く出た方が、メディアに取り上げられるため、あえて過激なアピールをして逮捕されていく。

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(無人戦闘機によって犠牲となった罪のない子供たちの写真を掲げるアピール)

数百名の抗議参加者が「LOVE&PEACE」や「Justice」を叫んでいた。

無人戦闘機によって家族を失った中東の人々が泣き叫んでいる姿もあった。

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(数百名にもなった抗議パレード)

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(フェンス越しにただ立ちつくし、抗議行動を見守るアーミーたち)

抗議参加者も、逮捕する警察官も、空軍のアーミーたちでさえ「平和」を望んでいた。

 

「なのに、なぜこんなに悲しみや憤りの感情で溢れるんだろう?」

目の前の光景に、何もすることができない自分を責めていた。とある男性から、もらった一言を思い出す。

「お前に実現させる力がないのに、“愛”や“平和”を語るのは一番の罪だ」

自分に何の力もないことが、悔しくてたまらなかった。

 

大切なのは行動しつづけること

力がないのに、理想を語るのは罪か?
僕にはまだわからない。ただ一つ、ぼくが出した答えは「行動しつづけること」だ。

勇気を出して行動したからこそ、「自分には力がない」ことを知れた。だったら、次は力をつけるしかない。力をつけるには、どうしたらいいのか?

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そう、結果にコミットしてやり続ける事だ。全盛期のシュワルツェネガーだって、過酷な筋トレをやり続けたから、20世紀最高のボディビルダーとなれたわけだ。

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(↑そんなシュワちゃんだって継続しないとこうなる)

 

海のゴミ拾いや、砂漠への植林活動をやり続けている“宇宙の子マサ”の希望の記事はぜひ、読んでみて!!↓

ameblo.jp

 

“愛”や“平和”を理想に掲げる人は、優しいばかりに、なんでも他人に譲りがちだ。

だが、そういう人ほど、自分にチカラをつけるべきだ。心から強くそう思う。

 

どんな理想も、実現するには、そのためのエネルギーが必要だ。

仲間、知識、パワー、お金、知恵、時間、表現力。

 

一つ一つのエネルギーに、善悪はまったくない。そのエネルギーで何を実現するのかが大切だ。

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グラミン銀行総裁、ムハマド・ユヌスノーベル平和賞受賞者。)
世界から貧困を失くすためのお金の仕組みをつくった人がいる。

 

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(インド独立の父、マハトマ・ガンジー

弁護士としての知識や、ヒンドゥー教の教えを生かし、常に弱いものの立場で愛を全うした人がいる。

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ビートルズジョン・レノン

音楽の表現力を通して、世界に平和なメッセージを伝えた人がいる。

 

世界には、今も様々なエネルギーで、人々の“喜び”に繋がることを実現してくれている人達が数え切れないくらいたくさんいる。

だけど、みんないきなり理想を実現できたわけじゃないはずだ。

マハトマ・ガンジーだって、若い頃は「自分の性欲が強くて困る」という超個人的な、どうでもいい悩みで頭がいっぱいだったんだから。(笑)

 

もし、理想を掲げる事に罪があるとすれば、実現する力がないことじゃない。

“理想”があるのに、実現するまで行動し続けないことが罪なんだ。

 

もし、あなたに“理想”があるなら、そこへむかって一歩ずつ歩いて行こう。「自分に力がない」なんて心配しなくていい。やり続ければ、必ずチカラはついてくるから。

 

平和への旅は続く。

生きるのがつらい時、そっと心を温めてくれる7つの名言。

 

僕は、生きるのが辛くなるクセがある人だ。


「うわぁ、今日も目覚めてしまった…」
と、朝起きたときに、生きている事によくガッカリしていた。

そんな時、いつも誰かの言葉に励まされた。こんな僕だからこそ、出逢えて良かった名言がある。これは、その時集めた言葉の一つ一つ。みんなの心を温めてくれますように。

 

人生はクローズアップで見れば悲劇

ロングショットで見れば喜劇 

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チャーリー・チャップリン

喜劇王チャップリンの名言。
意外に人生って振り返ってみたら、悲しかったことより、楽しかったことのほうがたくさん思い出す。今、辛いことに直面していたとしたら、それも喜劇のネタづくりなのかも。


楽しいときは笑顔が育つチャンスで
苦しいときは心が育つチャンス

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てんつくマン
山崎邦正の元相方(TEAM0)で、路上詩人やコーチングなどを通して、アホに生きることで人に勇気を与えているニューヒーロー。

楽しい時も、苦しい時も、育っているとしたら、実は僕たちにマイナスってないのかも。

 

どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだから、いいじゃないですか。 

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アインシュタイン

物理学者。「天才」の代名詞となっている彼も、実は子供のころは「落ちこぼれ」だったという。“自分”の道を信じて歩めたからこそ、「天才」と呼ばれたのかもしれない。自分を責める必要なんてないんだ。

たくさん経験してたくさん苦しんだほうが、死ぬときに、ああよく生きたと思えるでしょう。逃げていたんじゃあ、貧相な人生しか送れませんわね。

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瀬戸内寂聴

作家・ご住職。瀬戸内寂聴さんのお言葉や、著書を読めばわかるが、彼女もハチャメチャな生き方をされている。だからこそ、本当に優しい人になれたに違いない。あなたが苦しいなら、豊かな人生の証だ。

 

自分に親切でなくては、他人にそうあることはできません。

他人に愛情と優しさを感じ、彼らが幸福で苦しまないことを望むには、同じことをまず自分自身に願わねばなりません。

f:id:hamada_peacewalker:20160119205832j:plain ダライ・ラマ14世

チベット仏教の権威。ノーベル平和賞も受賞されている。「世界平和」をあなたが望んでいるとしたら、あなた自身もその「世界」の一部。自分自身を大切にすることも、平和にとって大切なんだ。

 

もし、ただ一人の人間が最高の愛を成就するならば、 それは数百万の人々の憎しみを打ち消すに十分である。

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ガンジー
インド独立の父。あなた自身が愛で満たされる生き方が出来れば、それは世界中の憎しみを打ち消すほどの素晴らしさ。辛く、苦しい事があるからこそ、本当の愛を知る事ができる。自分も、周りの人も、大切にしよう。

幸福のこんな定義を聞いたことがあります。「幸福とは、健康と物忘れの早さである」ですって!

わたしが思いつきたかったくらいだわ。

だって、それは真実だもの。

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オードリー・ヘップバーン(女優) –

彼女の言うとおり。時には、物忘れだって大切。みんなあなたが辛い顔をしているより、楽しそうにしている姿の方が好きなはず。辛い事は、とりあえず一度忘れて、美味しいものを食べるなり、今日はもう寝るなり、好きな事をしよう!

 

どうでしたか?
すこしでも、あなたの心があったかくなっていたら幸いです。

以上、「生きるのがつらい時、そっと心を温めてくれる7つ」の名言でした。

アウシュビッツを伝承する唯一の日本人から学んだ、“伝える”に大切なこと。

 

いま、“伝えたい事”がありますか?

“伝えたい事”を自分なりに表現して、伝わらなかったら

「なんで、伝わらないんだろう?」

こう考え込んで落ち込んじゃう時ありますよね。

“伝えたいこと”を“伝えられる自分”になりたい。

一人一人がそうなれば、世界はもっと平和になる。

そんなことを考えている僕に、とても大切なヒントをくれたお話です。

 

アウシュビッツ博物館、唯一の日本人ガイド

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昨年、ぼくはアウシュビッツ強制収容所を訪れました。

そこはかつて、ユダヤ人大虐殺が行われた「ホロコースト」の象徴的な場所で、“負の世界遺産”と呼ばれている場所。

↓詳細はコチラの記事をどうぞ↓

travel-peace.hatenablog.com

 

ここで僕たちのガイドをして下さった、中谷剛さん。

彼の生き様が“伝えられる自分になる”上で、大切なことを教えてくれた。

中谷さんは、アウシュビッツ博物館を公式にガイドできる唯一のアジア人で、歴代ガイドの中で初めての外国人だ。

 1991年にポーランドに移住し、ポーランド語を勉強していると、戦争の話が良く出てきた。なんでポーランドに人たちはこんなに戦争の事を伝えたいんだろう?と疑問を抱いている時に彼はアウシュビッツ博物館を訪れる。

「あ、ここのガイドになったら、戦争の歴史を伝える意義を中から教えてくれるかな」と思ったのがきっかけで、必死に勉強してガイドになったそうだ。

↓もっと細かい経緯は、この記事が素晴らしいです。

www.huffingtonpost.jp

 

「昔は、ここのガイドはアウシュビッツの生還者の方がしていたんです。その経験をしていない僕たち今のガイドが、それを伝えていくことはとても難しい」

戦争を体験していな外国人である中谷さんは、この責任ある役割を担って約20年ほど。

どうやって“伝えていくか”を常に自分に問いかけてきたんだろう。

 

相手に合わせて問いかけていく

中谷さんのガイドは、アウシュビッツ強制収容所ホロコーストの歴史や経緯、そこで起きた悲劇やドラマを紹介していくのはモチロンなのだが

特徴的なのは、ガイドしている相手に質問を投げかけて
その相手の意識に合わせて、話題を選んでいくところだ。

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(時々立ち止まって、コミュニケーションをとったり、質問を受け付ける)

一方的に話つづけるのではなく、コミュニケーションを頻繁にとる。

こっちから、質問をしたり、話題を出せば、それが的外れでも最後までしっかり耳を傾けてくれていた。

 日常的な会話でもそうだが、人は自分の話を遮らずに聞いてくれる人を信頼するようだ。

相手の話をしっかり聞くからこそ、相手がどんなことに興味があるのかが分かる。

そして、さらに中谷さんが相手の関心に合わせて、さまざまな問いかけをしていく。

「日本で起きているヘイトスピーチをどう思いますか?」

「こういう状況におかれたら、あなたはどうするでしょうか?」

すぐに中谷さんの答えを出さない。

相手に問いかける事で、相手自身に考えて貰えるからだ。

 

まずは“愛される自分”になること

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ぼくは中谷さんにこんな質問をした

「中谷さんが“伝える”上でイチバン大切にしてることは何ですか?」

その質問に対しても、すぐにピンとくる答えは来なかった。

僕に合わせた問い掛けや答えを探してくれていたのかもしれない。

中谷さんのガイドが終わる直前の言葉に、僕への最高の問い掛けとなった。

 

「“伝える側”となる僕たち自身が、まずは愛される人になることかもしれませんね」

 

伝えたい。そんな気持ちが出てくると、僕たちは技術を追い求めがちだ。

「どのように話せばいいのか?」「何を伝えるべきか?」「伝える順序は?」

たしかに、技術も大切だ。

 だが、いちばん大切なのは、「伝える相手が、自分の言葉を信じてくれる」かどうかだ。みんな“どうでもいい人”より“大切な人”の言葉を信じる。

 

“プロポーズの言葉”より“プロポーズする人”の方が大切だろう。


伝えたい相手に愛される人になればいいとしたら。まずは相手を愛すること。

アウシュビッツ強制収容所では、人を愛することは罪だった。

収容者同士で助け合ったり、誰かを思いやる行動をとれば、懲罰をうける。

中には、二度と戻ってこない者も少なくなかった。

愛し合うことが美しい今の時代さえ、当たり前なことじゃない。

僕たちのメッセージは、“どうやって伝えるか”以上に、その人の普段の言葉や行動のすべてがメッセージとなっている。

つまり、“自分がどうあるか”が一番大切なのだろう。

伝えたいことがあるなら、まずは人を愛することから始めよう。

愛される人のメッセージは、愛されるメッセージになる。

 

アウシュビッツで学んだ、世界から一瞬で国境を失くす方法。

アウシュビッツ強制収容所をご存じだろうか?

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アドルフ・ヒトラー

アドルフ・ヒトラーが率いる政党「ナチス」がドイツの政権を握り、「人種的に純粋」な社会を築くために“ユダヤ人”を始めとする、他の民族を絶滅させようと計画していた。ホロコースト

アウシュビッツ強制収容所はその思想のもと、ユダヤ人や刑事犯が収容され、推定約110万人もの命が犠牲になった。この世界の、大量虐殺や暴力の象徴とされる場所だ。

 

現在は収容所を改装し、アウシュビッツ平和博物館(ポーランド)となっている。

昨年、戦後70年という節目の年にそこを訪れることができた。

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アウシュビッツ平和資料館・入口の門)

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(列車で運ばれてきた人々)

各地から集められてきたユダヤ人たちは、服を脱がされ、健康な者は収容され、身体の弱いもの、病気のものはそのままガス室へ送られ、チクロンBという毒ガスで殺された。

アウシュビッツへ連行されたユダヤ人は110万人、殺害された人数は100万人とも言われている。

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(ロシアに敗戦し、証拠隠滅のために爆破したガス室のあと)

 

ホロコーストヘイトスピーチから始まった

「なぜ、同じ人間なのにこんなことが出来たんだろう?」
ぼくの頭はこの疑問でもちきりだった。

 

そのとき、唯一の日本人ガイドである中谷さんがこんな問いかけをしてくれた。

「今日本で起きているヘイトスピーチを知っていますか?ホロコーストヘイトスピーチから始まったんです。だから、ドイツは今の日本に警告をしている」

日本で起きているヘイトスピーチ

僕が住んでいる大阪では、在日の朝鮮人や韓国人に対するヘイトスピーチが行われている。スピーチに使われている言葉は、とても同じ人間に向けられているものとは思えない程強烈だ。

どのようなスピーチが行われているかは、こちらの映像を参考に。

www.youtube.com

 

第一次世界大戦に敗戦したドイツは、“GNP20年分”相当の莫大な賠償金に苦しむ。

パン一個を札束と交換しないといけない超ド級ハイパーインフレが起きるほどだった。

 

そんな混沌とした厳しい生活の中で、ドイツ人たちは自分たちの国に住む“ビジネスが上手い”ユダヤ人を憎み始めたようだ。

「あいつらさえいなければ」

嫉妬と憎悪の感情はどんどん広まっていき、ユダヤ人たちの迫害がうまれていった。

 

↑の日本のヘイトスピーチの映像で「ゴキブリ朝鮮人という言葉が出てくる。

ホロコーストが起きたドイツでも、ユダヤ人を「ゴキブリ」と呼んだそうだ。

どうやら、相手を“人じゃない生き物”に見立てるのにうってつけらしい。

 

世界から一瞬で国境を失くす方法。

あなたがもし

「明日からこの家族と同じ家で同居してください」

と、突然知らない一家との同居を強制されたとしよう。

そうすれば、おそらくそれぞれの部屋を分けたりして、家族でなんとなく境界線をつくって落ち着くスペースを確保するだろう。

 

生活をしているうちに

「率先して掃除をしてくれる」「子供を笑わせてくれる」「肩を揉んでくれる」
など、お互いの良いところをたくさん見つけられたら、きっと生活はうまくいく。

 

逆に

「足がくさい」「愚痴ばかりこぼす」「脱いだものは脱ぎっぱなし!!」

な~んて、悪いところばかりを見てしまうと、すぐに関係は悪くなっていく。

 

不満が頂点にまで溜まると、相手の家族への攻撃が始まるかもしれない。

たった一人への不満を、相手の家族みんなにぶつける人もいるだろう。

 

これがホロコースト”の原因なんじゃないだろうか?

おなじ民族で、おなじ国の中でもそれは充分起こり得る。

 

だとしたら、相手の民族や宗教、産まれた土地が違う。それの何がいけないんだろうか?おなじ感情を持っているし、セックスをすれば子供もできるのに。

ジョンレノンは歌った。

 

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace

想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって...

 

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(中国で現地の人たちと共に、交流しながらの植林)

 

世界から国境を失くしたとしても、きっと世界はもっと争い合う。

海外の人、文化が一気に世界中へ広がり、繋がっている今。

本当に必要なのは、心の中の国境を失くすこと。

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済州島で行われている、日韓合同で開かれている平和際)

 

どんな民族、宗教、人種、でも

自分の家族を想うように接することができれば、僕たちは一つになることが出来る。

そうすれば国境があったとしても、もう関係ないよ。

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ポーランドの学生たちと平和の折鶴を折って交流)


今目の前にいる人が、どんな人であろうと
家族のように大切にしよう。それが、ぼくがアウシュビッツから教えて貰った

世界から一瞬で国境を失くす方法。

一人でも多くの人が、愛に溢れた生き方ができますように。

アウシュビッツ平和博物館、ぜひ訪れてみてください。

“デザイン”とは表現した想いを極限まで削ること。さぁ、人生をデザインしよう。

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尊敬している大好きなアーティストにこんな言葉をもらった。

「いいか。はまちゃん。デザインっていうのはな。自分が表現したものを極限まで削っていくということなんやで」

表現と聞けば音楽や芸術を想像しがちだが
表現というのは、何もアーティストだけの特権じゃない。

一人一人の生き方が、すでにそれぞれの想いを表現しているアートだ。

 

じゃあ、ぼくたちが表現している想いってなんだろう?

思考 言葉 行動

この3つを通して、ぼくたちは自分の想いを暮らしの中で表現する。

それが集結したものが、一つの人生。
その人生が合わさっているのが、僕たちの世界だ。

 

思考をシンプルにしよう。
言葉は飾りすぎないほうが伝わりやすくて美しい。

今目の前にある“やりたいこと”を一つ一つ行動に移そう。

 

理想の人生を想い描いて、今の自分と照らし合わせてみる。

そして、必要のない習慣に気が付いたら、どんどん削っていく。

 

自分にとって必要な習慣が出揃ったら、優先順位をつけて、達成可能でシンプルな目標を定める。

そうすれば、どんなに多くても、今の自分に必要なことは5つ以内で収まるはずだ。

 

精錬された生き方は美しい。

 

お金

情報

時間

 

僕たちにとって大切な資産は、その美しさに魅かれて集まってくる。

もし不要なものを抱えている状態なら

大切な資産は、そっちに垂れ流れているということだ。

 

もし、この世界の一人一人が

理想の人生をデザインすることができれば

世界はもっとシンプルで、美しくなるにちがいない。

 

不安、恐怖、妬み、怒り。

世界を覆うドロッとした感情を

愛、喜び、優しさ、理解。
もっとシンプルで温かい感情に

 

そんな世界を想い描いて

さぁ、人生をデザインしよう。

「デザインすることは想いを極限まで削ること」

“やる気”じゃなくて“勇気”を出した時に人生は変わる。

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自分の人生

これからやりたいことは分かっている。
それをしている自分を想像すると、確かにワクワクする。

だけど、なんだか“不安”で一歩を踏み出せない。そんな時は、こう叫ぼう。

「チャンス到来!!!!!!!」

人は“自分があまりよく知らないこと”に不安を抱く生き物だ。

クラス変えの前日、あの人と初めてのデート、社会人一日目。

新しい環境に飛び込むとき、初めての体験をするとき、

“不安”な気持ちにならなかった?

後から振り返ってみると、そんな不安はほとんどの場合取り越し苦労だよね。

 

今、もし自分の人生を変えたかったら、新しい生き方を取り入れなくてはならない。
つまり、その時かならず僕たちは、すこしでも“不安”と向き合うことになる。

逆に言えば

“不安”を全く感じないということは、自分がすでに知っているか、今までに経験のあることなんだ。それでは人生は今まで通り。

 

だから、“ワクワクするけど不安な事”は人生を変えるチャンスなんだ!

 

不安を感じていても、理想のために飛び込んで行くことができるチカラ。

人はそれを「勇気」と呼ぶ。

 

人生を変えたいなら、自分の中の勇気を引っ張り出してきてワクワクと不安に飛び込もう!!

その先には、必ず「未知の世界」の冒険が広がっている。


アフガニスタンの少女との出逢い

これは僕が勇気を振り絞って体験した一つの物語。

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その時僕はアメリカでピースウォークに参加していた。
ニューヨーク~ワシントンD.Cまでの約600Kmを、平和を祈り、メッセージを伝えながら歩く旅で、世界中の民族や宗教を超えた仲間達と歩いた。

毎日20~30Kmほど歩いて、教会やコミュニティースペースで現地の人と交流する。

 

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とある教会での交流会で僕は一人の少女と出逢った。

彼女はアメリカ人の中、一人だけ中東の顔立ちをしていて、すごく気になったので話しかけた。

「君の出身はどこなの?」

アフガニスタンよ」

彼女は16歳で、名前はファティマと言った。


アフガニスタンからアメリカに来ているの?」
「ええ、そうよ。留学のために来ているの」

学校が春休みで、友達に誘われて交流会に来たらしい。

16歳とは思えないくらいしっかりした受け答え。そして、力強いまなざし。

ぼくはその年齢でアフガニスタンからアメリカに来る決断ができた彼女は、きっと底知れない勇気の持ち主なんだと思った。

 

「夢はなんなの?」

「恥ずかしくて言えない」

ファティマは照れてしまった。

すぐに夢を聞きたくなるのは僕の悪い癖がでた。

 

「ぼくたちとピースウォークしようよ!」

「うん、ええ。考えておくね」

僕なりに勇気を出した誘いも、フラれてしまった。(笑)

交流会では必ずピースウォーカーによる講演の時間があった。
そこで、僕は毎回日本人代表として、原発事故以降、福島の人たちに聞いたお話をしていた。

ぼくは、福島からのメッセージを世界に届けたくて、この旅をしていた。
だけど、講演をする前必ずトイレに引きこもり、震えていた。

「福島の人でもない」「原発放射能の専門家でもない」

ただ想いを伝えたいだけで動いている

 

こんな自分が、海外の人にお話しをする資格なんてあるんだろうか・・・

緊張で胃が痛い。いっそ、このまま逃げ出したい。

大学を退学し、借金をしてまで参加したこのピースウォーク。逃げ出しても駆け込める場所なんて自分にはない。

いつも、なんとか自分の中の勇気を振り絞って、お話しをさせてもらった。

そこでいつも最後に伝えていたことは、こうだった。

「ぼくは原発や戦争に反対したいわけじゃない。本当にみんなと心から幸せに生きていきたいだけ。だから、みんなで一緒に幸せな未来に向かって生きていきましょう」

 

それだけが僕の想いで、いつも聞いている人達は涙を流しながらハグをしてくれた。


交流会が終わったあと
ファティマがこっちに走ってきて、こう言った。

「私も明日からピースウォークを歩く!!」

「マジで!?」

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(左 ファティマ 真ん中 ぼく 右 ピースウォーク主催の純庵主さん) 


それからファティマは学校が始まる前日の夜まで、10日ほど僕たちと歩いてくれた。

そして、ある夜の交流会で“アフガニスタン”という国から来た彼女が

“アメリカ”の国の人々へ、彼女なりの平和のメッセージを話してくれた。

 

戦争の爪痕、国の文化の事、家族の事。

そして、ピースウォークを歩いて感じたこと。

 

「じつは、なおと(ぼくの名前)の言葉が私の心を泣かせた」

「彼は、いつも“幸せな未来のために生きよう”と言ってくれる。私たちの国では“死ぬまでに何を成し遂げたか”を大切にする。だから、“幸せのために生きる”なんて考えたことなかった。私はこれからみんなと幸せに生きたい」

 

そう、涙を流しながら語ってくれた。

それを聞いて、ぼくも涙が止まらなかった。

 

自分が勇気を出した姿は、必ず誰かに勇気を与える。

そして、誰かが勇気を出した姿が、何より自分の勇気になる。

 

ファティマは教えてくれた。

 

「私の夢は母国の女性が自立して生きられるよう支援すること」

 

キラキラしながら夢を話してくれた彼女の姿は、何より僕に勇気を与えた。

 

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(国境、宗教、民族を超えて平和を祈り歩いた仲間達)

 

紛争、テロ、環境問題、難民問題、貧富の格差。

抱える問題が大きい分だけ、世界はまだまだ良い方向に変わることができる。



ぼくたちが未だに体験したことがない“世界の平和”

 

そのために僕たちができること

それは、きっと一人一人が勇気を出して今を生きること。

 

ワクワク+不安の感情が現れたら

それは世界を変える

「チャンス到来!!!!!!」

 

『夢を叶えたくて仕方がなくなる記事』あなたの夢は希望の種だ。

『夢を叶えたくて仕方がなくなる記事』

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この記事を開いてくれて、ありがとうございます。

ここにアクセスしたということはきっと、あなたは何か叶えたい夢を抱いて生きている人でしょう。

これは、「あなたの夢が世界の希望だ」って世界があなたに語りかけるお話です。

 

人は「誰かのために」産まれてくる??

ごくまれに、産まれてくる前の記憶を持っている子供たちがいることをご存じですか?

 

産まれてくる前っていうのは

お母さんのお腹の中にいたときの「胎内記憶」だけじゃなくて、なんとお母さんのおなかの中に“宿る前”の記憶を持っている子供がいるんです!!

精子だった時の記憶や、前世記憶(自分の前世の記憶)、中間生記憶(受精する前の記憶)など色んな段階があるそうで、2~3歳の子供たちに聞くとそれらの記憶を語ってくれることがあるそうです。これ、本当だったら、、、

 

めっちゃおもろくない???

じつは、そういう記憶を持った子供たちの証言を集めた映画があるんです。

『かみさまとのやくそく~胎内記憶を語るこどもたち~予告編』↓ Check it out!!!

www.youtube.com

 

これね、生前の記憶を持っている子供たちにインタビューしていくんですけど、その返答がメッチャおもしろいんです。

生まれる前はどこにいたの?

う~~~~ん、うちゅう。

 

え?

うちゅう????って、宇宙???

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 「宇宙にいたときは、一人だったの?他にだれかいたの?

ひとりじゃないよ。あかちゃん、いっぱいいいた

大人みたいな人は、いなかったの?

う~ん、いなかった

神様みたいな人はいなかったの?

だいぶついた!

 

え、え、え、??

だいぶつ????????

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って、あの大仏!!!!??????

仏さんって、産まれてくる前の世界にいたの!!???

さらに衝撃なのは、この続きです。

お母さんのお腹のなかに入ってきたでしょう?お母さんは、大仏さんが選んでくれたの?

なんか、テレビみたいなのがあって、お母さんをみつけたらテレビにでてきて、“このお母さんがいい人、この滑り台に乗って行って~”っていうの

 

へ??テレビ????滑り台?????????

つまり、赤ちゃんたちはみんな地上を映しているテレビで色んなお母さんを見ていて、自分の行きたいお母さんのところに、滑り台で降りていくそうなんです。

 

記憶を持っている子供たちは、↑と同じようなことを言うんだそうです。

さらに、子供たちの証言で、明確に共通していることがある。

 それは

「人はみんな、人のために産まれてきている」ということ

 ぼくたちはみんな、産まれてくる前に、人のために生きるって決めて産まれてきている。しかも、いちばん最初に喜んでもらうのは、“お父さんとお母さん”なんだって。

 

出産は、人生で一番の感動だって言う人も多いけれど

子供たちが両親を喜ばしてくれるために、産まれるお母さんを選んできてくれるんだね。

あなたも、「人のために」神様(大仏さん)と約束して、この世界に産まれてきたんだ。

(ぜひ、↑の予告動画で、子供たちの証言映像をみてみてね)

『夢』は神様からの、道しるべ

じゃあ、なんで「人のために産まれてきた」なんて大切なこと、みんな忘れてしまうんでしょうか?

それは、

人生は限りなく自由で、自分自身で創っていくものだから。

 

そして、その過程でぼくたちは人生を通して思い出していくんです。

「じぶんは、人のために産まれてきたんだ!」って。

 

なぜ、愛を感じたときに、人は幸せを感じ、涙を流し、限りないパワーを発揮するのか?ここに世界からの、ヒントが隠されているって思わない?

じゃあ、自分が何をして「人のために」生きたらいいの?って、わからない時もあるよね。そういうときのために、神様はあなたの胸にコンパスを用意しておきました。

 

あなたが心からワクワクして、叶えたいと感じる「夢」

それが、あなたの進むべき道。あなたが人のために命を輝かせられる人生です。

たとえ、その夢を叶えても、どう役に立つのかわからなくても

まわりのみんなから理解されずに、バカにされようとも

もし、あなたがその夢を心から叶えたいと願うなら、そのコンパスに従ってください。

 

それが、産まれる前に決めた、神様との約束です。

「夢」は、あなたが咲かせる希望の種

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あなたの夢は、この世界に希望を届ける花の種です。

あなたの役割は、人生を通して、その花を咲かせることです。

 

その種を、まずは植えてください。(この夢を叶えると決める)
そして、たいせつに、たいせつに、育ててあげてください。

水をあげたり、太陽を浴びせてあげたり、自分にできることをしながら、見守り続けてあげてください。

そうすれば、その種は芽を出し、いつか必ず花を咲かせるでしょう。

どんな花が咲くかは、咲かせてみるまでわかりません。

 

一つだけ言えることは、花はあなたの想いに必ず応えてくれるということ。

 

そして、その花を見た人は、あなたが夢を叶えたことに胸を打たれ、勇気を貰う。

また、あなたの花から、希望の種が蒔かれ、新たな夢が世界に溢れる。

 

ぼくたちはそうやって、お互いに勇気を与えあいながら、神様との約束を果たしていく。

 

疲れたら、休んでも大丈夫。

あなたの種は、あなたが生きている限り、生き続けているから。

 

もし、どうしても勇気が出なかったり、夢を諦めそうになったら、思い出して。

あなたが産まれてきたこと、それ自体が世界にとっての希望なんだ。

 

どう?ちょっとは、ワクワクしてきたかな??

さぁ、あなたの胸のコンパスに従って、夢の花をさかせよう!!!

 

みんなの夢が叶うことで、世界が平和になると信じて。ありがとう!!

 

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